あすな会計事務所トップ > 会計税務情報 > 予算作成
会計税務情報
税務
コンサル
SPC 会計 |
予算作成
中小企業の予算作成の必要性
なぜ予算作成が必要なのか 会社によって作成している会社もあれば、作成していない会社もあります。我々は、どのような業種のお客様にも予算を作成することを勧めております。では何故、予算を作成した方が良いのでしょうか? 予算作成には様々な目的がありますが、一番の目的として会社経営上の将来予測の必要性があげられます。損益の将来予測をきっちり行うことによって、資金繰り予測、税務戦略、事業戦略を行うことも可能となります。 経営者の中には「自分の頭に入っているから大丈夫」という方もいらっしゃいます。もちろん経営者は長年の経験・日常の行動から会社のことを誰よりも一番良く把握されており、予算作成を行わなくても問題ない場合もあります。しかし、いざ数字に落とし込むとイメージと違う場合も往々にしてありますので、試しに一度、作成されてみてはいかがでしょうか。 税務戦略による予算 どの企業にも関係するものとして役員報酬の決定・消費税の選択があります。
予算の作成方法 では、どのように作成すれば良いのでしょうか。市販の参考書をみると目標利益を定めて、これを基に予算計画を作成することが一般的に紹介されています。しかし、これが全てではありません。毎年、株主配当を行うために利益を出すことを義務付けられる上場企業ならともかく、非上場の中小企業では将来の市場予測、営業戦略などにより単年度ベースでは赤字覚悟で攻めなければいけないこともあります。言い換えれば、中長期的な見通しも踏まえて本年度に行う事業計画を数字に落とし込む作業と言えます。 簡単な一例として下記の方法を紹介します。
予算計画を行う一番の目的は3.の過程における個々の議論です。 売上を伸ばすため、原価を抑えるための良い方法・管理方法はないか! 固定費の個々の項目の中で無駄な部分、削減の良い方法はないか!などです。 これらの議論から個々の問題点を洗出し、解決策を検討することは、とても大切なことです。 なお、計画には借入の返済・保険積立金・法人税等の納税などの損益外キャッシュアウトも考慮して、資金繰りに行き詰らないようにすることも大切です。 また、借入がある企業においては最近の景気悪化から、次回の借り換えが出来なくなるリスクもありますので考慮する必要がありそうです。 実績との比較 予算は作りっぱなしでは意味がありません。毎月の実績と比較検討し、問題点があれば修正していくことが必要です。これは業務の見直し、予算の見直しが含まれます。結果として現在までのタイムリーな会社の状態を把握し、将来に向けて適切な事業戦略・税金戦略が行えることになります。つまり、将来に向けた経営意思決定・資金使途にも影響することになります。 これらの場面において我々がきっと力になりますので、安心してご相談下さい! (2009.2.9) |
Copyright Asuna Accounting. All rights reserved. | プライバシーポリシー |